2016年10月27日
メアリー・カサット展
こんにちは!
メイク・着付け担当の新堂です!!
暖かくなったり肌寒くなったりー・・・
体調を崩しそうなお天気ですが、みなさん風邪など引かれてはいませんか??
私は先日、京都国立近代美術館へ「メアリー・カサット」展を見に行ってきました!
日本での回顧展は、実に35年ぶりだそうです!!
建物の正面も、いつもと違う装いになってました~(*´ω`*)
何だかここだけ外国にいるような演出ですね(*≧∀≦*)
メアリー・カサット(1844~1926)は、米国ペンシルヴェニア州ピッツバーグ郊外の裕福な家庭に生まれました。
上流家庭のたしなみとして絵画を学んでいたメアリーですが、やがて、本格的に画家を目指すようになります!
しかしこの当時、女性が画家になるなんてことは許されない時代ー・・・
それでもメアリーはプロを目指し、単身パリへと旅立ち、ルーヴル美術館へ通ってひたすら模写をして絵を学んだそうです(*_*)
やがて運命の出会いが待っています!!
印象派を代表する画家、エドガー・ドガ(1834~1917)との出会いです!!
ドガはメアリーの絵を見て何か感じるものがあったようで、すぐに印象派展に誘ったそうです!!
それからは、明るい色彩と軽やかなタッチで色んな作品を発表しています。
母子像の絵が増えてくるのもこの頃からです(*´ー`*)
子を思うお母さんの柔らかい感じがそのまま伝わってきますね~(*´ω`*)
母子像ではありませんが、日本初公開の絵もありました(*≧∀≦*)
美しいですね~~!!!
女性の透き通るような肌色と黒のコントラストが本当に美しい・・・
見ていて惚れ惚れする作品だと思います(*´ω`*)
この黒いドレスのレプリカも展示してありました(^o^)
その後、再び転機が訪れます!!
1890年、パリのエコール・デ・ボザールで開催された浮世絵版画展に感銘を受けたカサットは、喜多川歌麿(1753~1806)などの風俗表現や平面的な画面構成を研究していきます!
女性の日常を描いた、色彩の数を抑え平面的な構図の作品ー・・・
浮世絵の影響がとても強いのが良く分かりますね!
全体の作品を通して、何から影響をもらいどのように変化していったのか・・・
とても分かりやすい画家であると共に、試行錯誤の後がわかる分、とても面白くとても勉強になる画家だなぁと思いました!!
ここで紹介した作品は全て展示されているので、是非!
見に行ってみて下さい(σ≧▽≦)σ
12月4日(日)までやってます!!!
モチロン!!
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着物姿で「京都きものパスポート」をお持ちの方なら
2016年10月1日~
詳細は下記URLよりご確認ください。
京都国立近代美術館
http://www.momak.go.jp
*9月27日(火)~ 12月4日(日)
9時~16時30分(入館)
月曜(祝日を除く)休館
*大人1500円・大学生1100円・高校生600円
*〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
*TEL:075-761-4111
* <阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から>
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」
下車すぐ
<阪急烏丸駅・河原町駅、京阪祇園四条駅から>
市バス46番 平安神宮行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」
下車すぐ
舞妓変身スタジオ四季