2014年05月8日
舞妓小噺 舞妓さんのこと ― 其ノ弐 ―
おはようございます!!!
カメラスタッフの池上です。
だんだんと暖かい、というより暑い日が増えていますが
皆様、体調はいかがでしょうか。
私は朝夕の冷え込みに体が悲鳴をあげております(笑)
服装が春になりきれないのは、すべて気候のせい!!!
まぁ、そんなことはおいといて。
今回は前の舞妓さんのお話にちょっとおまけ編です。
舞妓さんに会えるかどうかは、もはや運です!!!( ✧Д✧) カッ!!
「昼間に白い舞妓さんを見たことがある!!」と思った方。
残念ですが、その方たちは本物ではない可能性がかなり高いです。
当店がメイクをさせていただいた変身舞妓さんかもしれません(笑)
ご承知の通り、舞妓さんのお仕事の時間は基本的に夜になります。
正月や豆まき、都おどりや北野をどりといった特別な行事があるときは
もちろん舞妓も芸妓も昼間でも白塗りをしています。
ですが、それ以外の理由で昼間に白塗りで歩いていることはほぼありません。
そのため、実は、舞妓さんは京都府民でもあまり見かけることがないのです。
京都の舞妓さんが有名ですが、他の都道府県にも多くの舞妓さんや芸妓さんたちがいます。
呼称などの文化的違いは多々ありますが、舞妓・芸妓と呼ぶのは関西だけなのだそうです。
関東では見習いさんを「半玉」と呼び、芸妓を「芸者」と呼ぶそうです。
それにもまた歴史があるのですが、語りだすと長くなるのでそれはまたいずれ。
最近は、舞妓さんを題材にした映画が色々な国で作られています。
そのため外国人の方々にも舞妓が知れ渡るようになりました。
ですが、それと同時に、舞妓さんを取り囲んで写真を撮ったり
行く手を塞いだりと迷惑行為も見受けられるようになったそうです|ω・)ジー
出勤途中にいきなり写真を撮らせろと囲まれれば、誰でも良い気はしないものです。
皆さまも、舞妓さんや芸妓さんを見かけた時は
追いかけたり写真を撮ったりという衝動を押さえこみ、
その所作の美しさをしっかりと目に焼き付けるにとどめていただければと思います╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !