2014年09月9日
茶室の床の間と花。
みなさん、こんにちは(^^)
今回のブログは中川が担当させていただきます!
9月になりましたね~。
朝晩は過ごしやすい気温になりましたが、昼間はまだ暑いです(>_<)
京都にお越しの際は体温調整しやすい格好で来てくださいね!!
さてさて~。
四季には本格的な茶室があり、スタジオ以外の追加撮影に利用してまして。
雰囲気のあるシーンにお客様よりご好評いただいています!!
ありがとうございますっ(*´▽`*)
床の間には毎週金曜に花屋さんが新しいお花をい生けに来ていただいています。
毎週 facebook で、ほぼ毎週不定期に 『今週のお花 』で 掲載をさせていただいてますが・・・
今までの床の間のお花で、何となーーーーーーく印象に残っているものを紹介させていただきます!
まずはこちら。
3月~4月頃に咲く野春菊です。
見た目はシンプル。
どこか道端とかでも咲いてそうな花なのですが・・・
名前が 『 都忘れ 』
「変わった名前やな・・・」 と、名前の由来を調べてみたら・・・1221年!なんと鎌倉時代!!
順徳天皇が承久の乱に敗れて佐渡に流された時に花を見て、
京都を代表する色の紫であるが、この花を見ていると都のことを忘れられるかもしれない・・・
と言ったからだとか。
名前だと 『 ミシマサイコ 』 も印象に残ってます。
人名みたいやな~と思ったからなのですが、実際に一発変換したら・・・
「 三島 彩子 」
ビックリしました(笑) 漢方生薬にもなる花らしいんですけどね?
続いてこちら。
これは定番?に近いタイプのユリだったので、
「ピンクで可愛いな~」 くらいだったのですが・・・。
(オリエンタルユリのソルボンヌという品種らしいです)
こちら。
「 派手なユリやなーー!! 」 とビックリしたので印象に残ってます(笑)
品種までは覚えてないのですが・・・確かオリエンタルユリの一つ。
ちなみに「オリエンタルユリ」は東洋(オリエント)のユリという意味だそうで。
カサブランカのように大きくはないのですが、小ぶりでシュッとした感じが床の間に似合っています(^^)
現在の床の間はこちら。
偶然?にも白の「テッポウユリ」 日本産(主に沖縄・九州)のユリです。
根元には同じく日本産の柴栗が生けられています。
普段食べる山栗と違い、かなり小さいのですが・・・
味は甘くって美味しいんだとか。
ちょっと剥くのに大変そうですけどね(笑)
ぜひ四季にお越しの際は茶室の床の間にも目を向けてみてください!
舞妓変身スタジオ四季