2013年12月8日
舞妓歳時記 12月
みなさんこんにちは! ブログ担当の村田です。
今週、日曜日から四季のスタッフ全員でブログリレーをすることになりました!
四季にはいろんなスタッフがいて、いろんな京都や四季の情報を知ってもらいたい!ということで、
始まりました! ではトップバッターの着付け・メイクスタッフの川西さんです! お願いします!
******************************************
先日、祇園甲部の舞妓さんの”花街総見”の様子が京都の地元紙の夕刊の一面を飾りました。
”総見(そうけん)”とは花街の12月の恒例で、京都南座の顔見世公園で桟敷席にずらーっと舞妓さんが 並んで観劇をすることです。 本物の舞妓さんを近くで見られる数少ない機会であり,
この日観劇に来た人は舞台の役者さんも 桟敷の舞妓さんも両方見ながら 楽しめるというラッキーな日となります。 この総見のときに舞妓さんは”まねき”というかんざしを挿します。
顔見世公演では”まねき”という役者の名前がはいった大きな板が南座の正面に並びます。
この”まねき”の形をした小さな飾りがかんざしの中にありまして、
舞妓さんたちは観劇の合間に お目当ての役者さんの楽屋に行って
その”まねき”の形をした小さな飾りの中にサインをもらうべく 役者さんの名前を本人に筆で書いてもらいます。
なんだかうらやましい特権だと思いませんか?
暮れの忙しさの中、ちょっと一息入れて、観劇に行くことを京都の人は
「顔見世行ったんえー」と 自慢気に話します。
あわただしい中にも華やかな京の年の瀬です。
詳しい情報はこちらにも載っていますので、見てみてください^^
MSN産経フォトより http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2013/12/02kyoto/