2014年08月26日
京都建物探訪 三条通り編。
今日のブログは中川が担当します!
梅雨でもないのに、梅雨のような雨が続いてますね(>_<)
河川の増水やら床下浸水、土砂崩れ・・
大雨の影響が各地に広がっていますが、みなさんの地域は大丈夫でしょうか?
さて。
京都と言えば寺社仏閣に京町家などの木造建築が多いというイメージなのですが・・・
意外?にも、明治~昭和初期にかけて建てられたコンクリートの建物も残っており、
いくつかは重要文化財に指定されてたりもするんです。
京都市役所をはじめ、四条烏丸の交差点を中心に古いビルが現役で頑張っています!
今回は三条寺町から三条烏丸にかけての雰囲気あるビルを紹介します(^^)
まずはこちら。
『アートコンプレックス1928』
その名の通り、1928年に建築されたビル。
当時は大阪毎日新聞京都支局のビルとして建築されたそうです。
その後は京都市登録有形文化財にしていされました~。
現在は一階はカフェ、2~3階はフリースペースとして小劇場などに利用されています。
続いてこちら。
『渡辺時計店』
明治23年に建造!実際は2階建てのビルです。
現在はご覧の通りビニールで覆われていますが、以前は洋服屋さんやったような・・・?
京都の中でも最古参な明治の建物なのもあり、京都市登録有形文化財の第一号です。
三軒目!
『京都文化博物館』
明治36年に建築が始まり、3年後に完成。
実は元々は日本銀行京都支店だったそうで、よく見ると1階入口に菊の文様が入ってます~。
外装だけでなく内装も当時の様子を残していて、すっごくキレイでした!!
ちなみにこちらは重要文化財に指定のされてるようです。
最後はこちら。
『中京郵便局』
こちらは明治35年に建てられたそうです。
内装は改築されてるのですが、外装だけ景観保護にそのまま利用してるんですって!
ポストや看板がある通り、現在も現役の郵便局として活躍中。
こちらも京都市登録有形文化財に登録されています。
京都に何度も訪れて
「木造の建物はもう飽きた!!」
という方はこういったコンクリート作りの建物探訪もいかがでしょうか?
舞妓変身スタジオ四季