こんにちは!!
メイク・着付け担当の新堂です☆
だんだんと春らしい、ポカポカ陽気になってきましたね(*≧∀≦*)
暖かくなってくると、お出かけしたくなるのが人間の性!!
そんなお出かけにピッタリな展覧会をご紹介したいと思います☆
京都文化博物館で開催中の「ターナー 風景の詩」です!
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)は、イギリスで最も偉大で、風景画の歴史のなかで最も独創的な画家と言われています!!
そのほとんどが水彩画で描かれ、卓越した技法に目を奪われること間違いなし!!
ほんの一部ですが、ご紹介したいと思います\(^o^)/
《ソマーヒル、トンブリッジ》
油彩・カンヴァス
ターナーの原点は地誌的風景画と呼ばれる、土地や地形を正確に表現、記録することを目的とした風景画を描くところから始まりました!!
この作品は油彩ですがとてもタッチが細かく、目の錯覚による繊細な絵の具の混ざり具合は、印象派の先をいっているかのようです( ☆∀☆)
それにしても、写真のようにリアル・・・
ただただ驚きます!!!
《セント・オールバンズ・ヘッド沖》
水彩・紙
ターナーの真骨頂!
水彩画の作品です☆
まずは油彩のような仕上がりに、目を奪われます(°Д°)
よくよく見ると絵の具の違いが分かるのですが、波の表現が恐ろしくリアルで驚愕!!
様々な技法とデッサン力で、荒々しい波を表現しているのですが、水彩画でここまでできるのは、もはや天才と言うしかありませんっっ(@_@)
ゼヒ、この海景シリーズは見て欲しいと思います!
《モンテ・マリオから見たローマ》
水彩、スクレイピングアウト・紙
ターナーは色んな土地の風景画を描いています!
中でもローマの風景画は、物語性のある風景スケッチに取り組んだそうです!
まるで、映画のワンシーンのような風景画が見れます(///∇///)
とにかく美しく細かい!!
空(雲)や水の表現はとても難しく、何度も描かないとものにはできません!
それをやってのけるターナーのデッサン力と観察力に、どれだけの枚数を描いたのか・・・
想像してもしきれません!
《スノードン山、残照》
水彩、スクレイピングアウト・紙
ターナーは山にも魅せられ、沢山の山のある風景を描いています!
こうした様々な土地の風景画は、海外旅行がブームとなり始めたこの当時、ガイドブック的な役割をはたしたそうです(*^O^*)
そして、明治期に入った日本へも水彩画ブームの火付け役となったのが、ターナーの作品だそうです(*´∀`)
展覧会では、版画作品も沢山展示されていて、ターナーの作品に対するこだわりがよく分かります!
それだけこだわり、妥協せず描き続けた結果、世界の国々にも影響を与えた絵画の魅力を、ぞんぶんに味わってみてください!!!
きっと食い入るように見てしまいますよ\(^o^)/
京都文化博物館
http://www.bunpaku.or.jp/
「ターナー 風景の詩」
2月17日 (土) ~4月15日 (日)
●場所:京都文化博物館
●開館時間:10:00~18:00
※金曜日は19:30まで(入場は閉室の30分前まで)
●休館日:月曜日(祝日の場合は、翌火曜日)
●入館料: 一般1,500円 大高生1,200円 中小生500円
●住所 : 〒604-8183
京都市中京区三条高倉
●問い合わせ:075-222-0888
●アクセス: 地下鉄・・・「烏丸御池駅」下車【5】番出口から三条通りを東へ徒歩3分
阪急・・・「烏丸駅」下車【16】番出口から高倉通りを北へ徒歩7分
京阪・・・「三条駅」下車【6】番出口から三条通りを西へ徒歩15分
JR・近鉄・・・「京都駅」から地下鉄へ
市バス・・・「堺町御池」下車、徒歩2分
舞妓変身スタジオ四季