こんちは!
メイク・着付け担当の新堂です!
春休みも終わり、新生活が始まりましたね!
バタバタする4月!
ちょっと息抜きに、美術作品に触れてみてはいかがでしょうか・・・!?
今回、ご紹介するのはー・・・
京都国立近代美術館で開催中の展覧会
「明治150年展 明治の日本画と工芸 」
です!
激動の幕末から文明開化の明治へ・・・
明治時代に入り今年でちょうど150年と言う節目に、どのようにして、政府主導のもと殖産興業や輸出振興政策が推し進められ、海外での日本美術への関心が高まっていったのか!
万博博覧会の存在がどれだけ大きいもだったのか!!
作品を通して、作家の技術力の底力を垣間見ることができます( ☆∀☆)
まずは日本画の作品から・・・
竹内栖鳳
「羅馬古城図」
栖鳳は近代日本画の巨匠ですね(*≧∀≦*)
水墨画で、西洋の遠近法や陰影を表現し、躍動感と写実性を追求していきました!!
この作品は見たことのある方が多いと思います!
イタリアのローマにある古城を描いた作品です!
湿度を感じさせるその表現は、栖鳳にしかできないのではと思わせてくれます(*´∀`)
続いて工芸品・・・
「温知図録」
工芸品の図案は、日本画家が描いていました!
この図案を元に、絵付けをしていきます!
川本桝吉(初代)
「釉下彩切子形花瓶」
この作品は現代にも通用するモダンなデザインで、模様は幾何学的!
陶器のことはあまりわからなくても、その美しさに目を引きます( 〃▽〃)
トーマス・B・ブロー
「花蝶図輪花皿」
この作品は大きさは小さいのに、精密に描かれた花や蝶が華やかに散りばめられた女性的な作品です(*^O^*)
とてつもない細かさに圧倒されます( ☆∀☆)
現代の職人は同じことが出来るのだろうか・・・と思うほど、技巧的です!
万博博覧会は、日本の美術力を世界に知らしめると同時に、各国の最新技術を学ぶ場でもありました!
この作品は、そんな西洋の文化と日本の文化とが混ざりあったような美しさがあります!!
安藤緑山
「仏手柑」
ブッシュカンは、ミカン科ミカン属の常緑低木樹で、「カボス」「ユズ」などと同じ香酸柑橘類の一種です!
つまり、植物!!
しかし、このブッシュカンは象牙で出来ています!
質感までもリアルすぎて、食い入るように見てしまいますよ(@_@)
どうしたらこんなに精巧にモノを捉えて立体的に造形できるのか・・・
どうしたらこんなに本物と見違えるほどの色彩を表現出来るのか・・・
“どうしたら???”
が沢山出てくる作品です!!
私は映像では見たことがありましたが、初めて本物をこの目で見て、鳥肌が立ちました!!!
それほどに素晴らしくて素晴らしくて・・・一歩も動けませんでした(///∇///)
他にも象牙作品はあるので、これだけでも見る価値はあります!!!
ゼヒとも見てに行って見てください(*≧∀≦*)
京都国立近代美術館
http://www.momak.go.jp/
「明治150年展 明治の日本画と工芸 」
3月20日 (火)~5月20日 (日)
●場所:京都国立近代美術館
●開館時間:午前9時30分~午後5時
※金・土曜日は午後8時まで
●休館日:月曜日(ただし、4月30日(月・休)は開館)
主催
●入館料:一般 1,000円 大学生 500円
●住所 : 〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
●問い合わせ:075- 761-4111
●アクセス: <JR・近鉄京都駅前(A1のりば)>
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
<JR・近鉄京都駅前(D1のりば)>
市バス100番(急行)銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
<市バス他系統>
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約10分
<地下鉄>
地下鉄東西線「東山」駅下車徒歩約10分
舞妓変身スタジオ四季