花見の宴
- 緑
きれいなひわ色地に、満開の桜が咲きほこり、裾には美しい生地の幔幕がはりめぐらされており、お花見の様子を豪華に描いた一枚です。桜=幔幕は、お着物の意匠としてはよく使用されるテーマです。昔の高貴な方たちのお花見は、木と木の間に幕を張り、自分たちの場所を作ったようです。今で言うと、ブルーシートで場所とりをする・・・というところでしょうか!?また、自分たちが着ていた打掛などを紐にかけて、幕のかわりにしたそうです。お花見に来た人達は、桜の花とともに、その豪華な着物も見て、目の保養にしたとか!?緑は普段自分の為のお着物としてなかなか選ばないお色だと思います。是非、舞妓さんでチャレンジしてみて下さい!!