都おどり
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桜柄なのに`都おどり`とは!?毎年4月に行われる祇園甲部の都おどりは、春浅い頃から公園のポスターが京の町中にはられます。このポスターに決まって描かれる舞妓さんの上半身姿を飾っているのが、この少し濃い水色のお着物です。`浅黄`とも`新橋色`とも言われるこの濃い目の水色は、お着物ならではのたいへん華やかなお色だと思います。都おどりでも、幕開き「みぃーやぁーこおどりは、よぉーいやさぁー」のかけ声とともに、同じ衣裳で出てくる舞妓さんの底版の色となっております。このお着物に、赤系や朱赤の帯を合わせるのが都おどりならではの色合わせです。桜満開の頃に演じられる都おどりに思いを馳せてお召になるのも一興かと思います。